目的

気仙沼の高校生が自らの思いに沿ったプロジェクトを興し実践することで、主体性、多様性、協働性が育ち、豊かな未来を切り開く力を身につけること。また、それを地域の大人が伴走、評価することで、地元との繋がりを深め、地域に貢献する人材となること。
上記のような高校生の学びを深めるために、市内の教育に対する機運の醸成、具体的な伴走のスキル向上を図る。

実施概要

「気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード」
気仙沼市、気仙沼市教育委員会、他団体と共に、高校生が自らのプロジェクトを発表する機会を設ける。

「放課後フリースペース」
週に1,2度の頻度で高校の近くのスペースを借りて、高校生が自由に集まる空間を提供する。

「底上げDrinks」
月に1度の頻度で、高校生と地域の大人が食事をしながら自由に交流する時間を設ける。。主に、高校生が地域の大人と交流し多様性を身につける場として実施する。

「気仙沼バス」
高校生の合宿に合わせて、関東や仙台に進学、就職した若者を対象に、気仙沼行きのバスを提供する。また、同時期に市内の企業の方にも関わってもらう接点を作り、実際にUターンとして帰って来る受け皿を見せることで、企業と若者とのお互いにとってのメリットを作る

代表者

矢部寛明（理事長）

所在地

宮城県気仙沼市

HP

http://sokoage.org

1年間を通して、高校生のプロジェクトサポートを実施したことで、市内の高校との連携も増え、地域内での高校生が主体となった活動の増加に努めることができました。また、小中学校での総合学習では、授業の実施や教員との対話の機会を通して、市内全体の教育のあり方について考えていく時間を作ることができるようになりました。
次年度は、学校内の授業との接続をより円滑に図り、市内での高校生の主体的な活動が増えていくように努力していこうと思います。