被災地の子どもたちに笑顔を

日産スマイルサポート基金

一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校

持続可能な子どもの遊び場づくりINくりりんのもり
活動地域岩手県釜石市

一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校

目的

・安全安心な外の遊び場が釜石にあることをイベント等を通して、より多くの子ども、親子に知っていただき、利用者を増やす。
・団体スタッフ、協力者がロープワークやハンモックづくりワークショップなどを通し、遊具を作るスキルと破損時に修理ができるスキルを得て、遊具の維持管理ができるようにする。

実施概要

公園や空き地に仮設住宅が建ち、子どもたちがのびのびと安全に遊べる場所が少なくなったという課題を解決するために「くりりんのもり」を作り、整備し続けてきた。
今でも仮設住宅の集会所を拠点に週3回実施している放課後子ども教室での貴重な遊び場となっている。
昨年度は、長年使用した遊具の劣化やトイレがないなどの不便さから、トイレと遊具づくりを子どもたちや地域住民の方々と実施。昨年度の子ども達の意見をもとに遊具制作などを行う。
・昨年度子どもたちとのワークショップで出された案を元にした遊具(ハンモック、ツリーハウス)づくり講習会の実施
・小学生、就学前の親子対象イベントの開催
・整備活動
・地域の方々との作戦会議、活動報告会

代表者
伊藤 聡(代表理事)
所在地
岩手県釜石市
HP
http://santsuna.com/

活動してみて

新型コロナウイルスの影響で、計画通りに実施することが難しかった1年でした。その状況でもできることとして屋外型放課後こども教室を開催し、子どもたちがやってみたいことの掘り起こしなどを行いました。子どもたちと接するなかでコロナ禍だからこそ、屋外の遊び場の必要性を感じました。また、子どもたち対象のイベント再開までの間、子どもたちと接するうえで大切にすることをスタッフやボランティアと共有したり、勉強会などを開いてスキルアップを行いました。
イベントは実施しなかったが、コロナ禍でも子どもたちは日常の遊び場として「くりりんのもり」で遊んでいた。子どもたちが安全に過ごせるように「くりりんのもり」の見回りや環境整備を強化しました。

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