被災地の子どもたちに笑顔を

日産スマイルサポート基金

特定非営利活動法人おはなしころりん

笑顔いっぱい!地域交流図書室「おはなしサロン」
活動地域岩手県大船渡市

特定非営利活動法人おはなしころりん

目的

・子どもが本に親しみを持ち、豊かな人間形成へのきっかけを読書から得られるよう、子どもと本の充実した出会いの場を提供する。
・子どもと地域住民が、本を間に楽しく関われる交流活動への参加から、人と人とのつながりが喜びと感じ、そこから日常生活を元気に過ごしていく。
・子どもと地域住民が相互に信頼し合い、住民が子どもを見守るという役割意識を持ちながら主体的に子どもと交わることで、子どもが安心して心豊かに成長していく。
・最終的には、地域全体を視野に入れて、子どもを中心に据えたコミュニティ再生を図る。

実施概要

【おはなしサロン通常活動】
1.図書の貸し出し
2.図書の閲覧
3.絵本の読み聞かせ
4.遊び
5.おしゃべり
6.お茶会
7.本・絵本の差し上げコーナー

【おはなしサロンでのイベント】
毎月1~2回のイベントを季節感とりいれながらおこなう
子どもが興味を抱くような内容で、安全にできるよう配慮する
2か月に1回、手芸粘土の工作教室を開催する

対象は、子どものみ・親子・住民・だれでも等その都度変える
地元商店街の行事(祭り等)の際は、開室し、開放する

代表者
江刺 由紀子(理事長)
所在地
岩手県大船渡市
HP
http://www.ohanashikororin.org/

活動してみて

「おはなしサロン」の年間来室者は約1,300名で、昨年に比べると新型コロナウイルスの影響で減少しました。また、コロナ禍で一時的にサロンも閉鎖しましたが、ステイホームだからこそ本の魅力を知ってほしいと思い「軒下古本市」を開催したところ、本の寄贈は昨年比97%アップで3,279冊を提供できました。
利用者からは、「コロナ禍のなか、どこにも出かけず家にいるが時々辛くなる。ここに来て、スタッフや他の皆さんの顔を見たり話をしたりすると安心できる」「おばちゃんに会いに来た」「自分の家には小さい子どもがいないから、ここに来て子どもと触れ合えるのがうれしい」などの声が聞かれ、少しずつですが地域住民の居場所になっていると感じています。

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