被災地の子どもたちに笑顔を

日産スマイルサポート基金

(学生団体)福島大学災害ボランティアセンター

ふくしま子どもネイチャリングキャンプ、避難指示解除地区および復興公営住宅でのフリーな学習支援
活動地域福島県内 南相馬市、浪江町など

(学生団体)福島大学災害ボランティアセンター

目的

① ふくしま子どもネイチャリングキャンプ
震災を経験した子どもたちが福島の豊かな自然の中でのびのび活動し、かつ新しいことにチャレンジし自ら協働関係を築くことができることを目的としています。

② 避難指示解除地区および復興公営住宅でのフリーな学習支援
○南相馬市小高区子どもフリースペース
 遊びも含めたそれぞれの過ごし方に寄り添い学習するスタイルを目指しています。
○桑折駅前復興公営住宅団地(浪江町等での被災・避難)、での学習支援「子どもの時間」
 子どもたちの居場所づくりを目的とし活動をします。
○石倉復興公営団地(浪江町、飯舘村等での被災・避難)での学習支援のサポート
 子どもたちと一緒に勉強して遊び、彼らの居場所づくりを目的としています。
○浪江創成小・中学校(統合再開した唯一の学校)での学習支援「子どもの時間」
 学年に合わせた個別の学習支援をするとともに、放課後の過ごし方のバリエーションを増やし、大学生との交流活動で子どもたちの成長モデルとなることを目指します

様々な学校行事が成り立ちにくい状況にある学校の先生たちや、町復興支援団体とともに再生小中学校をサポートしていくことも狙いです。
学習支援活動の子どもの時間の延長で、①のネイチャリングキャンプにリンク連動させていくことも2020年の活動として目指していきます。

実施概要

① ふくしま子どもネイチャリングキャンプ
子どもたちが自然の中で様々な体験をすることで力強く成長してほしいという企図で夏休み期間の3泊4日福島県中通り・浜通りの小学4年生~中学1年生を中心に会津地方でキャンプを行います。2018年度からは中学1年生の参加を認め、経年参加の子どもたちには中学生らしい集団生活の中での役割獲得やリーダーシップを育てていくことも狙いとしています。
② 避難指示解除地区および復興公営住宅でのフリーな学習支援
避難先での復興公営住宅への住み替えが進み、各復興公営住宅での子どもの放課後対応の課題があります。再開した小中学校やPTA、他のNPO団体等からの希望が増えてきたため、小高区では引き続き再開した学校での長期休み期間の学習支援や遊び支援、そして浪江町や復興公営住宅では月1~2回の定期的な学習支援を行います(学習支援「子どもの時間」と称します)

代表者
前田 悠(ゼネラルマネージャー)
所在地
福島県福島市
HP
https://fukudai-volunteer-center.jimdo.com/

活動してみて

学内で新型コロナ感染者が増加し学生活動禁止になったため、夏休みに計画していた「ふくしま子どもネイチャリングキャンプ2020」は開催を断念。「南相馬市子どもフリースペース」も対面からオンライン開催へ変更しましたが、準備面不足でリピーターを増やすことが出来ず、今後はこの課題をもとにwithコロナのフリースペースを創りたいと思います。
「復興公営住宅等での学習支援・子どもの時間」では、感染症対策を行いながら実施できたのは大きな成果でした。従来の学習支援・子どもの時間に加えて、季節感を楽しめる行事取り入れたところ子どもたちからの評判も良く、今後も季節に合わせた取り組みを行っていきます。
運営部分ではZoom等のビデオ通話を活用したミーティング、Googleドキュメントを活用した議事録の共有など作業をオンライン化することで効率的に進められ、対面ミーティングより優れた部分の発見もあり、今後も状況に合わせて活用していきたいと考えています。

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