目的

①子どもたちの理科離れの解消、実験を通した親子の触れ合い、科学をテーマとした地域交流を図ること
②不登校の子どもたちが自ら企画実施し、地域の小学生と触れ合いながら、ボランティア体験、職業体験、人から必要とされ役割を持つことの大切さを学ぶこと
③当フリースクール・高等部の活動の幅を広げ、不登校で悩む子ども（家庭）に情報提供と安心できる居場所を提供していくこと、これら３つを大きな目的として実施する。

実施概要

「親子で実験動画コンクール＠おうちじかん」は、子どもたちの理科離れが問題視され、コロナ禍という状況も考慮した上で親子（家庭）で手作り実験を楽しみながら、それを動画で投稿していただき、コンクール形式で発表の場の提供と地域交流の促進を図るものである。また、当法人フリースクールの売りの活動として定着してきた科学実験活動「サイエンスひろば」、それを地域の小学生に体験してもらうため当法人スタッフと不登校の中高生がボランティアスタッフとなって移動科学実験教室を行う「サイエンスひろば出かけ隊」、併せて、現在不登校でお悩みの親子で参加できる「不登校相談会」を実施するものである。

代表者

齋藤　大介（理事長）

所在地

福島県伊達市

HP

http://www.minnanohiroba.org

「サイエンスひろば出かけ隊」は４つの学校で開催し、延べ105名の小学生が参加するなど、当初の目標数は達成できた。参加したの小学生の笑顔、当フリースクールの中高生ボランティアの安堵した表情からは、生徒たちの成長を感じた。「サイエンスひろば」は、当フリースクール活動の一つとして定着し、生徒たち自ら楽しんで活動できていることが成果であり、さらに活動の幅（実験の幅）を広げてくことがスタッフの今後の役割だと考えている。